ネットフリックス4-6月会員数、減少は予想の半分未満-株上昇
(ブルームバーグ): 動画配信サービスの米ネットフリックスが19日発表した4-6月(第2四半期)会員数は97万人落ち込んだものの、減少幅は市場予想の半分未満にとどまった。同社の英語版シリーズで最も人気の高いSFドラマ「ストレンジャー・シングス」の新シーズンが大きく寄与した。株価は時間外取引で一時12%上昇した。
同社は7-9月(第3四半期)の会員数について、100万人増を見込んでいる。これはアナリスト予想(183万人増)を下回るが、1-6月(上期)の減少からプラスに転じることになる。
競争激化を巡る懸念にもかかわらず、ネットフリックスは自社の位置付けに引き続き自信を示している。同社は全米のテレビ視聴率で6月に7.7%と、過去最高を記録したと明らかにした。
経営陣は経費削減や複数の分野での戦略見直しで会員数減少に対応してきている。同社は広告付きで料金を低めに設定したサービスを2023年序盤に導入する計画。またパスワード共有で課金する方法も試す方針だ。
4-6月は売上高が8.6%増の79億7000万ドル(約1兆1000億円)。ドル高などが影響し、市場予想の80億4000万ドルを下回った。1株利益は3.20ドルで市場予想を上回った。
会員数を地域別で見ると、最大市場の米国とカナダで130万人純減。次に大きい欧州・中東・アフリカで、77万人純減だった。これら地域はともに、同社が地域別会員数の公表を開始して以降、四半期として最も大きく落ち込んだ。一方でアジア太平洋がこうした落ち込みを一部補う形となり、インドでの値下げを受け、110万人の純増だった。
同社はこれまで1シーズンの全エピソードを一度に配信してきたが、新シーズンで分割配信を開始した。「オザークへようこそ」の最終シーズンとストレンジャー・シングスは2回に分けて配信された。
ネットフリックスは7-9月の売上高を78億4000万ドルと見込む。これは市場予想の81億ドルを下回る。1株利益を2.14ドルと想定。市場予想は2.72ドルだった。
グレッグ・ピーターズ最高製品責任者(CPO)は決算発表のウェブキャストで、パスワード共有対策について「日々、多くのことを学んでいる」とし、そのための計画導入に向け「極めて順調だ」と語った。スペンサー・ニューマン最高財務責任者(CFO)も、同社が年内と2023年にかけて売上高の軌道を一段と加速させることに取り組む考えだと述べた。
同社は7-9月(第3四半期)の会員数について、100万人増を見込んでいる。これはアナリスト予想(183万人増)を下回るが、1-6月(上期)の減少からプラスに転じることになる。
競争激化を巡る懸念にもかかわらず、ネットフリックスは自社の位置付けに引き続き自信を示している。同社は全米のテレビ視聴率で6月に7.7%と、過去最高を記録したと明らかにした。
経営陣は経費削減や複数の分野での戦略見直しで会員数減少に対応してきている。同社は広告付きで料金を低めに設定したサービスを2023年序盤に導入する計画。またパスワード共有で課金する方法も試す方針だ。
4-6月は売上高が8.6%増の79億7000万ドル(約1兆1000億円)。ドル高などが影響し、市場予想の80億4000万ドルを下回った。1株利益は3.20ドルで市場予想を上回った。
会員数を地域別で見ると、最大市場の米国とカナダで130万人純減。次に大きい欧州・中東・アフリカで、77万人純減だった。これら地域はともに、同社が地域別会員数の公表を開始して以降、四半期として最も大きく落ち込んだ。一方でアジア太平洋がこうした落ち込みを一部補う形となり、インドでの値下げを受け、110万人の純増だった。
同社はこれまで1シーズンの全エピソードを一度に配信してきたが、新シーズンで分割配信を開始した。「オザークへようこそ」の最終シーズンとストレンジャー・シングスは2回に分けて配信された。
ネットフリックスは7-9月の売上高を78億4000万ドルと見込む。これは市場予想の81億ドルを下回る。1株利益を2.14ドルと想定。市場予想は2.72ドルだった。
グレッグ・ピーターズ最高製品責任者(CPO)は決算発表のウェブキャストで、パスワード共有対策について「日々、多くのことを学んでいる」とし、そのための計画導入に向け「極めて順調だ」と語った。スペンサー・ニューマン最高財務責任者(CFO)も、同社が年内と2023年にかけて売上高の軌道を一段と加速させることに取り組む考えだと述べた。
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